ヴァイオレット・エヴァーガーデン外伝、幅広い世界を描いた美しく素晴らしい世界だった。
映像は言うまでもなく綺麗だった。
こんなに街って生き生きしてただろうか?そう思わせてくれる魅力に満ちていて、昔に幻想や憧れを抱いてしまうものだった。
これもある種のロマンかな。
そしてこの作品最大の魅力は、嫌な奴がいないのだ。
ヴァイオレット達主人公の周囲には、優しい人ばかりで、何故こうなったのかという問題を、忘れてしまうほどだ。
誰しもが自分のできる限り誰かを助け、前向きに進んでいく。
しかしそんな環境はとても狭いものだし、外の世界はそうではない。
だが狭い世界を大きく広げていく地道な努力ができる。
優しい世界の住人が、そうでない所の住人を助けていくのだ。
世界愛ではなく、個人への愛情が愛情をつないでいく。
人に受けた恩を違う誰かに返していく。
そうして世界は明るくなっていく。
そういう話だと思う。
良かったよ本当に!
劇場版も首を長くして待ってます。